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エトセトラブックスの本

いつも誰かが入れない

いつも誰かが入れない

「女人禁制」から考える日本の性差別システム

伊藤春奈 著

定価

1800円+税

判型

四六判変形・並製

頁数

136ページ

装丁

福岡南央子(woolen)

発売

2026年9月28日

ISBN : 978-4-909910-35-6

内容

「女性は土俵から降りてください」!?
なぜいつも誰かがどこかで排除され、入(はい)れないのか。

 

21世紀になっても、まんべんなく「女人禁制」の文化・慣習が残る国、日本。
さまざまなマイノリティを排除して、伝統的な家庭を守り、シスジェンダー/異性愛の男性によって場を独占して社会を回すために、誰が、どのように排除されてきたか――。相撲、歌舞伎、古典芸能、寺、山、炭鉱などの「男社会」が、伝統と言い張って特定の性を追い出してきた、その歴史と構造を読み解き、この問題はあらゆるジェンダーが当事者なのだと明らかにする。

フェミマガジン『エトセトラ』連載から大幅加筆、柚木麻子の痛快フェミエッセイ「ラーメンをいちから作ってみたら自然と腕組みしちゃってた記」、ナモナモ寺・野世阿弥インタビューを特別収録。

著者情報

伊藤春奈

いとう・はるな

大学卒業後、出版社、編集プロダクションを経て2006年よりフリーランスの編集者・文筆家に。2017年頃、北村兼子の著作を紹介することを目的に「花束書房」を立ち上げ、2022年より出版をスタート。同年に『ウィメン・ウォリアーズ はじめて読む女戦記』(パメラ・トーラー著、西川知佐訳)を刊行した。他の刊行物に、『未来からきたフェミニスト:北村兼子と山川菊栄』、『帝国主義と闘った14人の朝鮮フェミニスト:独立運動を描きなおす』(尹錫男画、金伊京著、宋連玉・金美恵訳)、『戦争と芸術の「境界」で語りをひらく:有田・大村・朝鮮と脱植民地化』(山口祐香、チョン・ユギョン著)。著書に、『〈姐御〉の文化史』(DU BOOKS)、『ふたり暮らしの〈女性〉史』(講談社)などがある。『エトセトラVOL.9 特集:NO MORE 女人禁制!』(エトセトラブックス)では特集編集をつとめた。出版社としても書き手としても、植民地主義をフェミニストの視点から問い、打開する活動を続けている。