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『エトセトラ VOL.14』(特集:SRHR)読者投稿を募集します

2025/7/4

エトセトラニュース

2025年11月発売の弊社フェミマガジン、福田和子・高井ゆと里特集編集『エトセトラVOL.14 特集:SRHR』読者投稿を募集します。

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SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)は、自分の体、性や生殖について、誰もが十分な情報を得られ、自分の望むものを選んで決められると同時に、勝手に決めさせないという「基本的人権」のことです。

1995年に、北京会議(第4回世界女性会議)でリプロダクティブ・ヘルス/ライツが採択されてから30年。しかし世界では、その歩みを祝福するどころかバックラッシュが吹き荒れ、日本でも少子化対策という名のもと、戦時のような「産めよ増やせよ」政策が進められています。

すべてのひとのSRHRが実現される社会をつくるために、この現状とどう向き合い、抗い、行動していけばよいのか。私たちは、今回の特集で、これまでの性と生殖に対する管理・抑圧と、それに抗ってきた運動の歩みを知って、これからの道筋を探っていきたいと思っています。

2025年7月3日現在、出産・子育てを「国の根幹のひとつ」とする参政党の代表が参院選の第一声で、「高齢の女性は子どもは産めない」と煽りました。実際、日本各地で、少子化対策としての「プレコンセプションケア」教育や官製婚活などが浸透しつつあります。

最近では、教師グループから児童が性加害を受ける事件が起きました。いうまでもなく、性暴力は深刻なSRHRの侵害であり、社会でもっとも守られるべき子どもの被害は、SRHRをないがしろにしてきた大人たちの責任です。

自分の身体が自分のものでなくなりそうなこの流れに、気力も体力も奪われそうになりますが、私たちには無視できる選択肢などありません。みなさんと一緒に、この現状を記録するページにしたいです。

みなさんとつくる誌面です。どうぞご参加ください。

(福田和子・高井ゆと里)

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投稿受付期間:2025年7月4日(金)〜2025年9月5日(金)当日消印有効

フォームでの投稿に加えて、ハガキや手紙での投稿も大歓迎です。

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