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2025/12/1


2025年12月6日(土)19:0-21:00
キム・イソル『わたしたちの停留所と、書き写す夜』(小山内園子訳)刊行トークイベント
【わたしたちのありふれた「ケア労働」と韓国小説、ときどき韓ドラ】
出演者:小山内園子 聞き手:松尾亜紀子(エトセトラブックス)
会場参加/オンライン配信
アーカイブ(1か月)、日本語字幕付き
2025年10月30日発売、キム・イソル『わたしたちの停留所と、書き写す夜』(小山内園子訳)刊行イベントを開催します。
家族のケア労働に追われる40代未婚無職の「わたし」を主人公に、真に大事なものを問いかける本作品。詩人になる夢も「あの人」とのささやかな幸せも諦めて生きる「わたし」ですが、一日の終わりに、好きな詩を筆写して自分を取り戻しています。
ケア労働に自分を奪われながらも、静かに抗う「わたし」の物語は、まるで韓国ドラマを観ているかのように情景が浮かび、韓国では読者から共感のレビューが驚くほど寄せられました。
今回、翻訳者の小山内園子さんをお迎えし、この小説が韓国のフェミニズムリブートを経て書かれた背景や、編集担当のエトセトラブックス松尾とともに、「ケア労働」について韓国小説やときどき韓国ドラマの方に脱線しながら語りたいと思います。
2025年ももうすぐ終わりますが、みなさんも今年いちばん心に残った韓国小説、韓国ドラマをぜひ教えてください。
このイベントは会場だけでなくオンライン配信も行います。どうぞご参加ください。
✳︎小山内園子(おさない・そのこ)
韓日翻訳者、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』(岩波書店)、カン・ファギル『別の人』(エトセトラブックス)、『大丈夫な人』『大仏ホテルの幽霊』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳、タバブックス)など、著書に『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』(NHK 出版)がある。
【参加方法、注意事項】
▶︎店舗参加をご希望の方
・場所:東京都世田谷区代田4-10-18-1F エトセトラブックスBOOKSHOP
・開場時間は18:30です
・小さな店舗ですので人数に限りがあります(10名程度を予定)
※申込多数の場合、抽選となる可能性があります。その際はメールでご連絡いたします
・当日、店舗にてイベント参加料として¥1,400をいただきます。
・店舗参加の方も1ヶ月限定のアーカイブ動画をご覧いただけます。アーカイブのURLは準備でき次第、メールで送信します
・オンライン配信に映り込む可能性があります。また会場でご質問・ご意見いただいた場合に声が入る場合があります
・使用するイスは背もたれがないタイプです
・車椅子の方は申し込みフォームにご記入ください。また介助の方が同伴する場合は別途席を用意しますので、予約名を申し込みフォームに記入してください
・ウイルス感染の可能性のある方や、体調のすぐれない方はお控え下さい
・感染症の状況によって、店頭での開催を中止してオンラインに切り替える可能性がございます。あらかじめご了承ください
▶︎オンライン視聴をご希望の方
・配信はZoomのウェビナー機能を使用いたします。URLはイベント当日までにPeatixのメールでお知らせします
・インターネット接続環境下のPC/スマートフォン/タブレットからのご視聴が可能です
・この配信は1ヶ月限定でアーカイブをご覧いただけます。アーカイブのURLは準備でき次第、Peatixのメールで送信します
・ウェビナーでは、視聴者のビデオ画面/音声は他の方に見えたり聴こえたりしませんので、ご安心ください
・オンライン配信時はZoomの自動字幕機能を使用して日本語字幕をご利用いただけます
・お客様都合によるキャンセルは承っておりません。お客様の環境にて通信トラブルがあった場合も、ご返金できませんのでご了承ください
お問い合わせは こちら までお願い致します。
エトセトラニュース