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【イベント】2023/9/24 『宗教右派とフェミニズム』(青弓社)刊行記念イベントのお知らせ

2023/9/8

エトセトラニュース

2023年9月24日(日)14-16時
『宗教右派とフェミニズム』刊行記念
山口智美✕斉藤正美✕松尾亜紀子
【バックラッシュにおけるフェミニズムの失敗とこれから】

▶チケットご購入はこちらから

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このイベントはエトセトラブックス店舗とオンライン配信でのご参加どちらも募集いたします。
高井ゆと里さんとエトセトラブックス松尾はBOOKSHOP現地で、周司あきらさんはオンラインでのご参加になります。
参加型のトークにしたいため、参加者には事前に質問やご意見を書き込めるフォームをお送りします。
▼必ず下記の参加方法、注意事項をお読みください。
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※このイベントはオンライン配信のみとなります。

元首相の銃撃事件後、旧統一教会と政治のかかわりが注目される一方、「宗教右派」がフェミニズムやジェンダー政策への反動(バックラッシュ)の中心となり、LGBTの権利などに反対してきたことはほとんど報道されませんでした。

山口智美さんと斉藤正美さんは、長年、フェミニズムの視点から、ジェンダーやセクシュアリティ、家族をめぐる政治、それと宗教右派との関わりを研究、発信してきたおふたりです。
1990年代から2000年代初頭におきたバックラッシュとはなにか、安倍政権以後の「家族」や「女性」、LGBTをめぐる政策はどう進められ、どのような右派·宗教との関係があったのか? これらの問題点をわかりやすく、トピックごとにまとめた『宗教右派とフェミニズム』(青弓社)が発売となりました。

今回はその刊行記念として、著者の山口智美さんと斉藤正美さんをお迎えし、エトセトラブックスの松尾亜紀子がお話を伺うトークイベントを開催します。

山口さんと斉藤さんは、弊社フェミマガジン『エトセトラ VOL.4』(特集:女性運動バックラッシュ、2020年11月)でも、「『2000年代バックラッシュ』とは何だったのか」という論考を寄稿してくださり、同内容のトークイベントも開催しました。
あれから3年、フェミニズムの長年の課題である「リプロダクティブ·ヘルス/ライツ」や「慰安婦」問題、家父長制による「家族」の強要、性教育、性的マイノリティーの権利…etc. これらのイシューが右派のバックラッシュによってどう批判され、妨げられてきたのか。そして、それにフェミニズムはどう抗ってきたのか、抗ってこられなかったのか、新刊を足がかりに、改めて話を伺いたいことが山積みです。

本書には、トランスジェンダー差別をおこなう右派陣営に、性別二元論に足をすくわれたフェミニストがなだれ込んでいる事態など、もはや一概に右派VS.フェミニストの対立では語れない現状と、フェミニズムの課題も書かれています。
山口さんと斉藤さんのあとがきには、「日本のフェミニズムは自らが抱えている状態にさえ向き合うことができず、危機的な状況にあるのではないか」とあります。バックラッシュの歴史を振りかえり、フェミニズムの失敗を直視し、今から変えていくために、一緒に考えましょう。

▶︎出版社紹介ページ 
▶︎『宗教右派とフェミニズム』オンラインショップ
▶︎石川優実責任編集『エトセトラ VOL.4 特集:女性運動とバックラッシュ 』オンラインショップ

✳︎山口智美(やまぐち·ともみ)
1967年、東京都生まれ。モンタナ州立大学社会学·人類学部准教授。専攻は文化人類学、フェミニズム。共著に『ネット右翼とは何か』(青弓社)、『海を渡る「慰安婦」問題』(岩波書店)、『社会運動の戸惑い』(勁草書房)など。

✳︎斉藤正美 (さいとう·まさみ)
1951年、富山県生まれ。富山大学非常勤講師。専攻は社会学、フェミニズム·社会運動研究。共著に『まぼろしの「日本的家族」』『国家がなぜ家族に干渉するのか』(ともに青弓社)、『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩書房)、『社会運動の戸惑い』(勁草書房)など。

✳︎松尾亜紀子(まつお・あきこ)
編集者、フェミニスト出版社・書店「エトセトラブックス」代表。

【参加方法、注意事項】
・配信はZoomのウェビナー機能を使用いたします
・インターネット接続環境下のPC/スマートフォン/タブレットからのご視聴が可能です。事前のアップデートを推奨します
・この配信は1ヶ月限定でアーカイブをご覧いただけます。アーカイブのURLは準備でき次第、メールで送信します
・ウェビナーでは、視聴者のビデオ画面/音声は他の方に見えたり聴こえたりしませんので、ご安心ください
・オンライン配信時はZoomの自動字幕機能を使用して日本語字幕をご利用いただけます
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