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【イベント】3/26清水晶子×井谷聡子エトセトラ ・トーク「スポーツを入り口に、物質としての身体、セックスを考える」

2022/2/12

エトセトラニュース

『エトセトラVol.6 特集:スポーツとジェンダー』トークイベント第2弾を開催します。
今回は、フェミニズム研究者で、フェミニズム/クィア理論がご専門の清水晶子さんをお迎えして、スポーツを一つの入り口に、セックス/ジェンダー、身体について語ります。

特集のエッセイで、作家の松田青子さんは、「どうして自分にとっての運動の記憶は、みんなが見ている前で、できない逆上がりをやらされたこととか(…)できなかったことの集積でしかないのだろう」と問うています。キム・ホンビさんは、社会的な抑圧によって「女らしさ」と「運動」が真逆の性質を持つものとされ、女性たちの世界を「ぺちゃんこ」にしてしまうことを指摘しています。

セックス/ジェンダーは、いかに「集積」する「効果」として女性たちの生き方を規定し、世界を「ぺちゃんこ」にしてきたのでしょうか。スポーツは、「生物学的性差」がもっとも強調される場の一つでありながら、その「性差」の定義をめぐって揺れ動いてきた現場でもあります。「生物学的性差」、そしてジュディス・バトラーが論じた「物質としての身体のセックス」とは一体何か、バトラーの論考も辿りながら考えてみたいと思います。

スポーツが好きな人も、苦手な人も、バトラーを読んだことがある人もない人も、文字通り身体が攻防を繰り広げるスポーツの世界を足がかりに、セックス/ジェンダーとは何かを一緒に考えてみませんか。

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【プロフィール】
☆清水晶子(しみず・あきこ)
東京大学大学院人文科学研究科英語英米文学博士課程修了。ウェールズ大学カーディフ校批評文化理論センターで博士号を取得し、現在東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論。著書に『読むことのクィア— 続・愛の技法』(共著・中央大学出版部)、『Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision』(Peter Lang)など。

☆井谷聡子(いたに・さとこ)
専門は、スポーツとジェンダー・セクシュアリティ研究。関西大学文学部准教授。2015年トロント大学博士課程修了。著書に『〈体育会系女子〉のポリティクス―身体・ジェンダー・セクシュアリティ』(関西大学出版部)、監訳書にヘレン・レンスキー『オリンピックという名の虚構』(晃洋書房)、ジュールズ・ボイコフ『オリンピック―反対する側の論理』(作品社)がある。