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エトセトラブックスの雑誌

エトセトラ VOL.2

エトセトラ VOL.2

特集:We♥Love 田嶋陽子!
山内マリコ・柚木麻子 責任編集

定価

1200円+税

判型

A5判・並製

頁数

114ページ(カラー口絵2ページ)

表紙デザイン

福岡南央子

本文デザイン・組版

水上英子

発売

2019年11月7日

刷り

3刷

ISBN 978-4-909910-02-8

内容

“日本でいちばん有名なフェミニスト”田嶋陽子を大特集! 世代を超えて集結した執筆陣によるエッセイ・書評や、一般投稿「田嶋陽子さんへの手紙」、そして、田嶋陽子本人へのロングインタビューなどで構成。現代のフェミ作家たち=山内マリコ&柚木麻子責任編集による、最強のフェミ・アイコン田嶋陽子へのリスペクトに満ちた一冊。あの頃、テレビで田嶋先生を観ていた、すべての少女たちへ捧げます!

著者情報

責任編集

山内マリコ/柚木麻子

山内マリコ(やまうち・まりこ)

1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2008年「16歳はセックスの齢」で「女による女のためのR‐18文学賞読者賞」を受賞。2012年、同作を含む初の単行本『ここは退屈迎えに来て』を刊行、地方に生きる若い女性のリアルを描いた。小説『アズミ・ハルコは行方不明』『かわいい結婚』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』、エッセイ『皿洗いするの、どっち?目指せ、家庭内男女平等』、短篇&エッセイ『あたしたちよくやってる』など著書多数。

 

柚木麻子(ゆずき・あさこ)

1981年東京都生まれ。立教大学文学部フランス文学科卒業。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞、同作を含む連作短篇集『終点のあの子』でデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を数多く発表。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞受賞。同作は、高校生直木賞も受賞した。他の著書に「ランチのアッコちゃん」シリーズ、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』『デートクレンジング』『マジカルグランマ』など多数。

目次

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特集/We ♥ Love 田嶋陽子!

 

寄稿

津村記久子 扉の存在を知らせる人

石川優実 田嶋さんの「自分の足を取り戻す」と#KuTooのこと

荒木美也子 前略、田嶋陽子さま

 

書評:書く女〜田嶋陽子を読む

王谷晶、斎藤美奈子、北村紗衣、カナイフユキ、若竹千佐子、北原みのり、伊藤春奈(花束書房)、堀越英美

 

田嶋陽子ロングインタビュー “私”が生きるためのフェミニズム

 

マンガ

松崎りえこ 知りたい!田嶋陽子さんの“Her”ストーリー

 

座談会

斉藤正美✕山口智美✕山内マリコ✕柚木麻子「私たちが田嶋陽子を好き♥」な理由

 

TVと田嶋陽子

武田砂鉄 キレさせていたのは誰で、何を言っていたのか

柚木麻子 12歳が出合ったフェミニズム

山内マリコ 『そこまで言って委員会NP』観覧記

 

投稿コーナー 「田嶋陽子さんへの手紙」

 

連載

編集長フェミ日記 2019年7〜8月

LAST TIME WE MET 彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子

私のフェミアイテム 河村敏栄

etc.bookshop通信

 

エッセイ

ユン・イヒョン「女性について書くこと――多すぎる質問と少しの答え」(すんみ 訳)