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エトセトラブックスの本
ダリア・セレンコ
クセニヤ・チャルィエワ 絵
高柳聡子 訳
定価
2000円+税
判型
四六判並製
頁数
128ページ(挿絵:カラー)
装幀
鈴木千佳子
発売
2023年2月24日
刷り
2刷
原題
Девочки и институции
ISBN 978-4-909910-17-2
「親愛なる女の子たち、私たちには決死のストライキが必要だよ。
生きていることが耐えがたくなったよ」
プーチン政権下で「国の道具」にされてきた
非正規雇用の〈女の子〉たちが覚醒する。
ウクライナ侵攻前夜に書かれた、フェミニスト誕生小説
ロシアの作家でフェミニスト、反戦活動家であるダリア・セレンコが描く、プーチン政権下の「公的機関」で働く女の子たちの物語。国にとっては安上がりな道具に過ぎないけれど、私たちがいなければこの国は動かないのでは? 国家と社会の歪みを、日々、身体で受け止めていた彼女たちは、ついにその理不尽さに気づき……。
反戦活動による政権からの弾圧を経て、現在出国中の著者による「日本語版のためのまえがき」掲載。
【パブリシティ情報】
ふぇみん2023-1-15日号(3341号)
高柳聡子さんインタビュー[戦争に抗うフェミニスト誕生譚を翻訳]
(聞き手:伊藤春奈(花束書房))
朝日新聞2023-4-1
評者:山内マリコ(作家)
「戦争へと至った国家の内側とは」
毎日新聞2023-4-17
「女の子」だから、抗議する プーチン政権下のロシアの女性たち
東京新聞2023-5-21
女性らの訴え、記録に ロシアのフェミニスト小説を翻訳 高柳聡子さん(ロシア文学研究者)
Forbes JAPAN2023-05-14
図書館の冷蔵庫には「ウォッカが2本」。侵攻前夜ロシアより彼女の証言