エトセトラブックスの本

痴漢とはなにか

痴漢とはなにか

被害と冤罪をめぐる社会学
牧野雅子

予価

2400円+税

判型

四六判並製

頁数

256ページ

発売

2019年11月7日発売予定

ISBN 978-4-909910-01-1

内容

なぜ日本では「痴漢」という性犯罪が、こんなにも日常化しているのか? そして、「被害」の対で語られるべき「加害」ではなく、なぜ今「冤罪」ばかりが語られるのか? 戦後から現在までの雑誌や新聞記事を分析し、これまで痴漢がどう捉えられ、社会の意識がどう共有されてきたかを読み解いていく、画期的な研究書。前提を共有し、解決策を考えていくために必読の一冊。この社会は、「痴漢」の問題と今度こそきちんと向かい合わなくてはいけない――。

著者情報

著者

牧野雅子

まきの・まさこ

1967年、富山県生まれ。龍谷大学犯罪学研究センター博士研究員。警察官として勤めたのち、 京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(人間・環境学)。 専門は、社会学、ジェンダー研究。 著書に、『刑事司法とジェンダー』(インパクト出版会)、 『生と死のケアを考える』(共著、法蔵館)がある。

目次

画像1

画像2

目次

第1章 事件としての痴漢

  1. 痴漢事件はどのくらい起こっているのか
  2. 痴漢事件はどう捜査されるか
  3. 痴漢を取締る条例

 

第2章 痴漢の社会史〜痴漢はどう語られてきたのか

  1. 電車内痴漢という被害
  2. 1970年代〜悩まされる女性たち
  3. 1980年代〜文化と娯楽としての痴漢
  4. 1990年代〜痴漢ブームと取締り
  5. 2000年以降〜痴漢冤罪問題と依存症

 

第3章 痴漢冤罪と女性専用車両

  1. 痴漢冤罪ばかりが語られる理由
  2. 女性専用車両をどう考えるか